
当院では入院患者さんのほとんどが、一般病棟より入院生活がスタートします。
入院後、継続治療・精密検査・リハビリテーションの評価を行います。
治療方針や、今後の生活場の検証等他職種と常時カンファレンス等を行い、担当医回診は日常的回診、管理回診(院長参加型)、他職種も参加し個々の患者さんの情報を共有し、チーム医療の実践を行います。回復期病棟管理者も参加し、対象の患者さんに対し、転棟前より顔合わせを行い、患者さんの不安解除の役割を果たしています。

日常的に医療ニーズが高い方が対象の長期療養が出来る病棟です。
入院日数も長く、職員とも家族のような近親的な距離感でケアを提供しています。
家族の代わりはできないけれど、私たちにできる支え方、日常に変化があるよう、レクレーションを企画、離床の為のリクライニング、リラクゼーション、音楽療法等施行施策しながら、笑顔と安息な場面が共に共感できる時間の経過を維持するようスタッフ一同取組んでおります。歌姫、踊り子、楽器っ子等多芸なスタッフがそろっております。

病棟対象者は病気の発症からの入院期間が設定されます。病名によっても入院期間が異なります。在宅復帰を目指し、365日、毎日リハビリ訓練があります。患者さんの機能性に合わせ3種類の浴室があり、個々の患者さんにあった入浴方法を選択いたします。
初期・中期・後期にわたり、リハビリ専門医・整形外科医・担当リハビリスタッフ・看護師・管理栄養士等によるカンファレンスへご本人・ご家族の参加も促し、意見交換を行います。必要に応じてご家庭訪問をさせていただき、生活環境に密着した訓練の修正を行います。又、施設サービス導入に不安が強い場合、入院中に体験していただき、心身のコントロールを行います。

長期療養が必要とされる特定疾患や重度意識障害のある患者さんが対象となります。
褥瘡予防や感染予防に留意して安全で快適な療養環境下において治療・ケアが提供できるよう努めております。家族の代わりができないけれど、私たちにしかできない支え方を常に考え、一人一人の患者さんに寄り添った看護の提供をいたします。